暖かくなると、虫や野生動物たちの活動が盛んになり、その行動範囲も広がります。愛犬の散歩ルートやお出かけ先などで遭遇する機会も増え、間接的な接触でも愛犬に影響がでるリスクが。今回は、春に気をつけたい虫や野生動物による病気・トラブルについて、ノヤ動物病院院長の野矢雅彦先生にお話を伺いました。
(1)SFTS

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニを介してうつるウイルス感染症。人にもうつり、死に至ることもある恐ろしい病気です。マダニはふだん野山や土手などに生える植物の葉の裏側に潜み、犬がそこを通った際に飛びついて寄生します。