老化による体の衰えなどで、かかりやすい病気が増えるシニア期。命にかかわるものもあるので、どんな病気のリスクがあるのか知っておくことが大切です。今回はシニア期に気をつけたい4つの病気について、ノヤ動物病院院長の野矢雅彦先生に教えていただきました。
腫瘍

犬が長寿化してきたことで、腫瘍が発生するシニア犬が増加傾向に。痛みがないので様子見してしまい、手遅れになるケースが非常に多いです。できものや体の異変に気づいたときは、できるだけ早期に診察を受けましょう。
シニア犬の発作や異食は脳腫瘍の可能性が
シニア犬が急な発作を起こしたり、食べ物ではないものに執着して食べようとしたりする行動は、脳の腫瘍の可能性があります。気になる症状があれば、早めに検査を。