犬にとって危険な害虫は、犬に痛みやかゆみを与えるだけでなく、病原菌をうつすこともあります。なかでも「犬の3大害虫」と呼ばれる、マダニ・ノミ・蚊は草むらなどに潜んでいるため、ふだんの散歩道で遭遇するケースも。
今回はそんな危険な害虫、マダニ・ノミ・蚊について、アース・ペット株式会社でペットと飼い主さん家族の健康を守る商品開発に取り組んでいる安藝良平さんにお話を伺いました。
ガッチリ噛みつきじっくり吸血「マダニ」

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
公園や河川敷の草むら、街路樹下の雑草など、日本各地の身近な場所に潜み、真冬でも活動しているマダニ。マダニに吸血されると、かゆみや皮膚の炎症を引き起こします。
さらに、マダニは複数の感染症を媒介するおそれがあり、なかでもSFTS(重症熱性血小板減少症候群)は人と動物共通の感染症で、感染した愛犬から飼い主さんにうつることもあるので注意が必要です。