犬は、1才を過ぎると成犬期と呼ばれます。この時期は、間違ったお世話や生活習慣による病気や、お出かけの際に油断して起こるトラブルなどが起きがちです。
そこで今回は、成犬期にかかりやすい目・皮膚・泌尿器の病気について、獣医師の野矢雅彦先生に伺いました。
成犬期にかかりやすい「目」の病気

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
角膜潰瘍
目の表面にある角膜に傷がつき、炎症を起こして痛みが出る病気です。成犬期は外に出る機会が増えるため、木の枝などの異物が目に入って傷がついてしまうことも少なくありません。また、シャンプー剤や逆さまつげによる刺激で発症することもあります。