
「健康診断」は犬や猫にとって大切なケアのひとつ。最近では、ペットの健康を守る手段として健康診断の重要性が広く認識されつつあります。とはいえ、ほかのおうちでは何才くらいからどれくらいの頻度で受けているのか気になったことはありませんか?
「いぬのきもち・ねこのきもち」では健康診断についてのアンケートの実施、調査結果をもとに獣医師へのインタビューを交えて「いま知っておきたい健康診断のこと」をわかりやすくお届けします。
ペットの健康診断、ほかの飼い主さんはどうしてる?

「ほかの飼い主さんたちは、健康診断ってどうしているんだろう?」とふと気にしたことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか? 今回、「いぬのきもち・ねこのきもちアプリ」のユーザーに、ペットの健康診断に関するアンケート(※1)を実施しました。
まずは「健康診断を受けたことはありますか?」と質問してみたところ、犬・猫ともに約3割の飼い主さんがさまざまな事情から「健康診断を受けたことがない」と回答。一方、受けたことが「ある」という回答は犬・猫ともに約7割近くもあり、飼い主さんたちの愛犬・愛猫に対する健康への関心の高さがうかがえる結果となりました。 健康診断を受けたきっかけは「新しく迎え入れたタイミング」がもっとも多いです。ほかにも「避妊・去勢手術のタイミング」など、犬も猫も病院に連れて行くついでに健康診断をしたという声が多く、猫の方がその傾向が強いのは、犬よりも環境の変化に敏感な猫を病院に連れて行くハードルが高いからかもしれませんね。
特に犬の場合は「動物病院からのすすめ」や「キャンペーンで安く受診できたので」など、動物病院からの声掛けが健康診断を受けるきっかけとなったという回答が多く、動物病院の方でも健康診断を受けてもらうきっかけづくりに力を入れていることがわかります。
※1:「いぬのきもち・ねこのきもちアプリ」ユーザー調査。2025年5月実施。回答数犬:1036人、猫:1176人。