地球温暖化や豪雨などは人々の生活だけでなく、犬の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
そこで今回は、熱中症や花粉症など春に起こりやすい病気について、獣医学修士の齊藤邦史先生に伺いました。
温暖化が招く犬の病気

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温暖化が招く病気には以下のようなものが挙げられます。
熱中症
近年は、3月でも各地で夏日を記録するなど、冬から一気に汗ばむくらいの気温になることも。体がまだ暑さに慣れていないため、日当たりのいい場所に短時間いるだけでも、熱中症を起こす危険があります。とくに、短頭種や肥満ぎみの犬、シニア犬などは体温調整が苦手なので、注意してあげましょう。
熱中症を予防するためには、気温が高くなりそうな日は春でもエアコンや冷却グッズを使用する、飲み水は部屋の数カ所に用意する、日中の暑い時間帯には散歩へ行かないなどの対策をしましょう。